【日帰り温泉】奥三河の東栄町へ

奥三河にある小さな町、東栄町。
愛知県に属する町で、すぐ下が静岡県浜松市。電車ならJR飯田線が通る地域となっています。そんな東栄町では花まつりが有名で、周囲を山が囲む自然溢れる地域です。

個人的には、登れる山や美しい川が魅力的だと思いました。
そんな自然溢れる東栄町の日帰り温泉施設「とうえい温泉花まつりの湯」に行ってまいりました。季節は夏真っ最中。照り付ける日差しと蝉時雨が気持ちよく、疲れた体を癒すには持って来いの温泉でした。今回は、そんなとうえい温泉を日帰りで満喫した私の温泉レポートとなります。
【この記事の焦点】
・とうえい温泉までのアクセス
・とうえい温泉の概要
・温泉での食事・周辺の観光地など
【日帰り】とうえい温泉花まつりの湯

JR東栄駅から徒歩90分・町営バスで駅から20~30分
バスでのアクセスはこちらから【外部リンク東栄町】

私は自家用車でお邪魔しました。
まず到着すると、広々とした駐車場がお出迎えしてくれます。休日だったため、駐車場の8割ほどは既に埋まっていて、人気の高さが伺えました。
料金は大人で700円。昨今の情勢では十分に頑張ってくれている値段設定も人気の高さの一因なのでしょう。ですが、人気の理由はこれだけじゃありません。
とうえい温泉は、全国でも数少ない「療養泉」に指定されています。
温度が25度以上で……成分が……と様々な条件があるらしいのですが、とにかく体の芯から温まれる泉質なのだとか。そういった点も魅力の一つと言えます。お隣には隣接された宿泊施設もあり、とうえい温泉に入り放題になっているそうです。湯治にもピッタリの温泉ですね。
温泉自体も様々なバリエーションがあり、露天風呂もかなり広かったです。特に源泉かけ流しの湯は人気で、常に人でいっぱいでした。みんな自然の音に夢中で長風呂してしまうのでしょう。
「自然の音」それが個人的に推したいもう一つの魅力です。東栄を取り巻く大自然は、都会では中々お目にかかれない絶景で、奥三河らしいと言えるかもしれません。

温泉の下には川が流れていて、側まで降りることが出来るようになっています。

駐車場の奥に階段がありました。ウォーキングできる道にもなっているので、温泉の前におすすめです。夏であれば、川の中に魚の影が映ったり、トンボや水鳥が遊んでいる様子を見ることが出来ます。一応、川のせせらぎも魅力の一つとして、公式に取り上げられています。温泉に入る前に東栄の大自然を堪能してみてください。
【奥三河のナイアガラ】施設内にある蔦の渕

施設内には、とうえい温泉のシンボル的存在である「蔦の渕」を眺める展望台が設置されています。
思わず飛び込みたくなってしまうような青さで、滝の瀬音も素晴らしいものがありました。壁一枚を隔てて露天風呂に入れますから、疲れなんて吹き飛ぶに決まっています。温泉に浸かる前に展望台に行くことで、露天風呂にいるあなたの頭の中にはナイアガラの滝が描かれるでしょう。

瀬音をBGMに浸かる温泉はやはり特別です。

夏らしいセミの抜け殻と川の写真。夏は良いですね……。
【とうえい温泉】風呂上がりの食事

もちろん食堂も併設されています。
東栄町の名物は「東栄チキン」。私は、東栄チキン使った竜田揚げ定食を頂きました。サウナにも入って空腹だった私には最高のご褒美です。東栄チキンは、ほんのりと甘みがあって非常に食べやすい。あっという間に間食してしまいました。
温泉後には休憩室も設置されていますし、ゆっくりと休むのもいいと思います。私は2時間ほど長居してしまいました。休憩室からも川と山々を見ることができますから、都会っ子の私には最高の休日となりました。
終わりに

今回は、とうえい温泉花まつりの湯を紹介しました。
まだまだ紹介し足りない部分はありますが、ぜひとも自分の目で確かめてみてください。東栄町には、温泉以外も魅力がいっぱい。山やお城などが多く残っていて、観光も充実しています。日帰りで十分に楽しめる観光地ですので、ぜひとも訪れてみてください。

ちなみに私が訪れた日には小さな夏祭りと花火大会がありました。
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