【浜松市天竜区】紅葉ツーリングへ~龍山・水窪エリア~

山登り・自然
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浜松の絶景紅葉スポットを求めて

浜松市の紅葉を求めて
浜松市の紅葉を求めて
今回の質問者達
今回の質問者達

浜松で紅葉が綺麗なスポットはありますか?

筆者
筆者

はい。その答え、筆者がお教えします。

今回は、静岡県浜松市を縦断した筆者がおすすめする紅葉スポットをご紹介します。

浜松市と言えば合併を経て全国第2位の面積を誇る市町村です。南下すれば遠州浜や弁天島などの海があって、秋の穏やかな日差しを受けてうねる波音が響き渡ります。ですが、北上すると秋深む壮大な山道が私たちを出迎えてくれる、自然豊かなスポットです。

時期は11月中旬。ニュースによると紅葉の見ごろが来週までということでしたので、筆者が浜松の中心街から紅葉を求めてツーリングを行いました。ですが、今年(2024年)の異常気象で、紅葉も中々深まらないのが現実です。支援豊かな絶景はあっても、中々紅色に施された山並みは顔を出しません。

しかし、浜松の最果てで見つけた絶景は、紅色の着物を着た山並みでした。

今回は筆者が紅葉を眺めるまでの動向を記したツーリング記録形式の記事となっています。ぜひとも一度訪れて欲しいスポットばかりですので、興味がある人は覗いてみてください。また、紅葉がどのくらい深まっているのかというのも参考にして頂けると幸いです。

筆者
筆者

それでは行ってみましょう!

・浜松市の紅葉の様子(2024年11月現在)
・青谷ポケットパーク(浜松市龍山町)アクセスと概要
・高根城(浜松市水窪町)からの絶景
・山住神社まで★紅葉スポット★
・山住神社の概要とアクセス


【絶景吊り橋】青谷ポケットパークより

青谷ポケットパーク
青谷ポケットパーク

【青谷ポケットパーク】
・浜松市天竜区龍山町より。広大な天竜川にぶら下がる吊り橋がシンボル。木の板でできており、適度な恐怖感と大自然を味わうことができる。
【駐車場・トイレ有】自主運行バス北遠本線『龍山青谷』前。

浜松駅から北上し、初めに目に入ったのがこの青谷ポケットパークでした。こんなつり橋を見たら渡るしかないということで、バイクを止めていざ出発。

つり橋より
つり橋より

紅葉度は3.0と言ったところです。標高がまだまだ低いので、あまり秋色には染まっていませんでした。それでも絶景なのは変わりないですが、あくまでも今回の目的は紅葉。今にも落ちてしまいそうな恐怖感に板挟みにされながらも、なんとか渡り切りました。駐車場は4.5台は止められると思いますし、トイレや休憩所もきれいに整備されていました。

先にある鮎釣橋
先にある鮎釣橋

しばらく進むと、別の吊り橋を発見。こちらも紅葉はまだまだと言ったところ。先程の吊り橋よりも古く揺れが大きかったので、駆け足で渡り切りました。

果たして浜松に紅葉は訪れているのでしょうか……。


【水窪の山並みを一望】高根城まで

浜松市水窪町の高根城より一望
浜松市水窪町の高根城より一望

【高根城】
・浜松市水窪町にある山城。過去の遺構が復元されて整った形状をしていることから、歴史ファンの中ではコアな人気を誇る城跡である。かつては武田氏や奥山氏といった族が入るお城であった。

浜松を北上していると、いつの間にか最果ての水窪町まで。水窪町の上にはすでに長野県の飯田が迫っています。そんな浜松市の殿を務める水窪の小さな町並みを、高根城より一望です。

水窪の街並み
水窪の街並み

紅葉は2.0ですかね。所々山頂付近は赤く染まっているのですが、まだまだ波及していない様子。もう少し山を登らないといけないみたいです。景色自体は最高級なものばかりが続いてますが、肝心の紅葉が見れていない。ネットニュースでは見頃だと言っていたのですが、筆者が間違えていたのでしょうか……。

というのは置いておいて、高根城の詳細は後日記事を書くのでお楽しみに。結構コアな歴オタが集まるお城ですから興味がある型はぜひ。


【紅葉】山住神社(浜松市水窪町)までツーリング

水窪山住神社道中の紅葉
水窪山住神社道中の紅葉

「紅葉見つけたぁ!」

ということで、浜松も水窪の山を登れば紅葉が広がっていました。場所は水窪中心街~山住神社の山道(詳しくは地図参照)。山住峠までおよそ10キロの道のりに紅葉が広がっていました。ツーリングにも最適で、峠からは天竜スーパー林道が続いています。

道中より
道中より

前日まで雨が降っていましたが、それを感じさせないカラっとした秋晴れ。それを前面に受ける紅葉は確かに美しい……。紅葉は5.0

水窪の紅葉
水窪の紅葉

紅葉に目移りしてしまうと事故してしまうので気を付けてください。ちなみに標高は……

山住峠
山住峠

1107mです。ここまで登ってくると紅葉も深まっていましたね。昨今の異常気象で読めない中ですが、このような出会いがあったことに感謝。最後は山住神社にお参りをして終わりにしました。

山住神社
山住神社

【山住神社】
『山住山(1107m)山頂に鎮座し、山犬(狼)を祀る神社として有名。山住神社からスーパー林道天竜線を南下すると秋葉神社へと通じています。元亀3年(1572年)、武田勢に追われていた徳川家康が山住に逃げ込んだとき、山犬が一斉に吠えて武田勢を退散させたとされ、三方ケ原の戦いの後、家康より二振りの刀剣が奉納されています。当時、狼は山間部の狭い耕地を猪や鹿から守る益獣で農作物の守り神として、奥三河一帯で山住神社の山犬信仰が浸透していました。また境内には、樹齢1260年余の杉の大木かあり御神木となっています。神社の起こりは、和銅2年(709年)伊予の国(愛媛県)大山祇神社より移し奉ったと伝えられています』【水窪ホームページより引用

由緒正しき神社であり、大変繁盛しておりました。歴史好きな方にもお勧めできる神社です。また、筆者のような山犬信仰者は絶対に訪れておきたい神社。駐車場も広々としていて30台は軽く止めれそうでした。

三歳そばを食べてフィニッシュ
三歳そばを食べてフィニッシュ

無事に紅葉を見ることができたということで、峠の昔ながらの茶屋『大杉』さんにて昼食。温かい蕎麦を頂きました。山菜の味がギュッと閉じ込められていて、体の芯まで染みわたる美味しさでした。


終わりに

水窪の山紅葉
水窪の山紅葉

結論:浜松で紅葉を見るなら水窪へ行こう

今回は浜松を縦断して、主に龍山~水窪の風景を紹介しました。今回の記事は2024年11月下旬現在。間もなく冬将軍もやってくる季節ですが、紅葉はどこまで色づいてくれるのか。

各スポットの紅葉の様子やアクセスはぜひ参考にしてみてください。

山住展望台より
山住展望台より

また展望台からは、山の間に雲が溜まって湖のようになっていました。非常に神秘的だったためつい言及。いつまでもこんな絶景を見ていたいですね。

今回はここまで。ありがとうございました。

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