【1352m】竜頭山（静岡県浜松市）
・静岡県浜松市にあり、北遠5名山に数えられている山。
・平和登山口からは本格的な登山を。天竜スーパー林道を登れば山頂付近までは車で来ることが可能。駐車場・登山道の整備等は比較的整っているので登りやすい。
今回は北遠5名山の3か所目！ 浜松市の竜頭山を登頂しました。
季節は巡り12月中旬。前回の北遠5名山（光明山）から半年が経過してしまいましたので、久々に遠州での登山となりました。
登ってみたいけど、難易度とか諸々分からないことだらけだ。
1つ1つ解説していきますのでご安心を。
結論から言うと整備がそれなりに行き届いていますし、筆者のような登山初心者でも安心して登ることができるなという印象です。山頂までの看板はそれなりの数がありますし、山頂に行きたいだけなら山頂付近まで車で行くことが可能。
竜頭山平和登山口からであれば、往復5~7時間を見込んでおくとよいでしょう。
では、実際の記録をもとにさらに解説していきます。
【今回の記事の焦点】
・竜頭山（浜松市）山頂までの所要時間とアクセス
・山頂にベンチはある？
・遭難や熊の危険性は？
北遠5名山も残り2つ（秋葉山・光明山・竜頭山は制覇）
平和登山口より開始！
スタートは『平和登山口』です。国道152号線にある登山口で、道を走っていると唐突に現れます。恐らく朝早くから車が止まっているはずなので、探さずとも雰囲気で場所が分かると思います。
筆者はこの先の水窪地域に訪れる際、この場所を知りました。そして今回の登山に至るわけですが、車どおりも少ないこの場所に数十台の車が止まっている光景は異様ともいえるでしょう。しかも朝一ですからね。朝一。
・筆者は9時出発ですが、その時点で駐車場は9割埋まってたので注意。
・公共交通機関でのアクセスの場合は西鹿島～水窪間の自主運行バスをご使用下さい。バス停は『西渡』
とうことで準備体操を行い出発です。『平和登山口』と言う名に似合わず2024年6月にクマと遭遇している方がいるそうで注意喚起が行われていました。
やっぱ熊いるんですね。お隣の東三河地域では絶滅寸前とも言われていますが、熊鈴などは持っておいた方がよさそう。山頂まで道のりで6.6キロです。
登山口~山頂まで（2時間20分）
始めの2キロは平坦な道を歩きます。沢の怒号を耳に携えながら歩いていきましょう。まだまだ起伏が少なく爽やかな山の空気を楽しむ余裕がありました。
勾配が挙がってくるのは山頂まで残り3.7キロの地点から。最初で最後のベンチが設置されているため、ここで一息つくのがおすすめです。
山頂までの案内は各所の看板を頼りに。
竜頭山ではコースが2つ。途中から上級者コース（かなりと強調されていた）と通常のコースに分かれますので好きな方を選択してください。筆者は、初めての竜頭山でしたので、通常のコースを選択。
最初の絶景スポットは残り2.4キロの地点にありました。
ここで大きく深呼吸。北遠の山々に挨拶をして先を登ります。
こっから勾配がきつくなり、道も狭い場所が多かったです。途中には沢から水を汲んだ管が通っていましたので『『ここで水分補給してもいいよ』ということでしょうかね。真冬だと凍ってしまうような気がします。
標高1000m辺りで広い道に出ます。看板が設置されていたのですが、『この看板どっちに進めばいいんだ』と思いましたが、正規ルートは看板の右手です。
標高1000ｍを越えますと、霧氷が辺り一面を真っ白に染め上げます。まるで雪が降ったかのような幻想的な景色でした。筆者は標高1000ｍ越えの冬山登山が初めてのことでしたので、この霧氷に言葉を失いました。
雪のように降りしきる霧氷が冷たくって痛い……
山頂付近は天竜の森として整備されていました。駐車場もありますが、あまり人はいなかったです。真っ白な道をあとはひたすら登って行きます。
そして筆者は9:00~11:20で山頂に到着。ほぼ休憩なしの登山でしたので、かなり早く到着しました。糖分不足による無気力感が全身を覆う前にギリギリ到着。
標高は1352ｍ。山頂付近でお昼を食べている人もチラホラでした。
【竜頭山】山頂散策
山頂辺りには大量のベンチがあるので、取りあいにはならないと思います。そして山頂から100ｍほど歩くと竜頭山展望台へ。
予想以上の絶景に大満足。ただ寒い……。
三河方面の景色です。右の建物がベンチとなっています。
浜松市街方面の景色。ぼんやりとオレンジにぼやけている景色が非常に幻想的でした。
ずっと走ってきた天竜川も。
大自然最高！
終わりに
最後は山頂の付近でランチ。寒さにはカレー麺が鉄則の筆者ですので、シナモンのドーナツと温かいカップ麺を。山頂では1時間弱を過ごし、同じルートで下山しました。
下山は1時間25分。9:00から始まった登山は13：48に終了。色々な人のヤマップを見ていると7時間~8時間を歩いている人が多いので、筆者のタイムはあまり参考にならないでしょう（筆者はせっかちですので）
ということで、筆者の北遠5名山制覇まで残り2つ。白倉山と常光寺山。そちらはまた冬が開けたら登ろうかと思っています。今回はここまで。ありがとうございました。
【関連：周辺の登山記録】
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