【のどかな田園風景】京都市大原


昨今の京都は人が多くて大変だって聞くけど、どこかいい穴場スポットを教えて欲しいな。

では、まだ外国人観光客に見つかっていない『大原』を紹介します。
【京都大原】
京都の町はずれ。のどかな田園風景と寺院が残る。京都の中でも人が少なく、温泉・グルメ・歴史などの要素が詰まった観光地である【大原公式サイト】
今回の筆者は2泊3日の京都旅行。2日間は京都市街を中心にバスで巡りましたが、人が多すぎてもはや観光どころではありません。オーバーツーリズムもいいところです。
筆者は思ったのです『人がいない場所へ行きたい』と。
そして筆者は大原へ辿り着きました。
京都市大原は、のどかな里山風景が残る観光地です。
京都の中心から少し外れた場所にあるこの地域は、まさに‘‘穴場スポット‘‘
寺院・田園風景・昔ながらの街並み……まさに現代日本人が欲する風景が残っているのです。

今回は大原を歩いた筆者による観光ガイド
【今回の記事の概要】
・京都市大原観光ガイド
・寂光院~三千院の紹介
・大原までのアクセスと所要時間
・大原の散策マップ
・京都で人が少ない穴場スポットを探している人へ
①バス停~寂光院

・京都駅よりバスで90分(梅の宮前or大原下車)
・国際会館駅前からバスで20分
筆者は『梅の宮前』で降りて初めに寂光院を目指しました。
人を避けると京都駅から90分も離れる必要がある事実。
ただ問題ありません。大原には確かに静寂がありますから。
大原には有名な『三千院』や『寂光院』がありますが、やはり着目したいのは古き良き街並みと田園風景です。『人が雑多になった京都にこんな場所が残っているなんて!』と驚くこと間違いなし。

筆者が訪れたのは1月のこと。水路に閉じ込められていたタカハヤ?を救出し川へ放流しておきました(元気にしているかな?)

人はいますが、皆さん教養がありそうで落ち着いたご老人や夫婦が多かった印象。
並ぶおうちも魅力的。
特にバス停~寂光院の間には、カフェや旅館、足湯カフェまで揃っていて、お洒落でありながら厳かな雰囲気がたまりませんでした。
そしてバス停から歩くこと1キロ(多少の坂道あり)
寂光院に到着です。

【寂光院】
・聖徳太子が創建したとされる寺院。平清盛の息女『建礼門院徳子』が我が子の安徳天皇を弔うために隠居していた(壇ノ浦の戦い後)
徳子・安徳天皇と聞くと思い出されるのは『壇ノ浦の戦い』
源氏に負けた兵士側は、安徳天皇とともに入水。まだ幼かった安徳天皇の印象的な最後を授業で学び、覚えている人も多いのではないでしょうか。
歴史好きにはたまらない『寂光院』ですが、その歴史も聖徳太子の時代からと長い。
境内もとてもきれいに整備されていて、心が浄化されました。
ここで押さえておきたいポイントは3つ。
・散策する前に御朱印帳を預けて散策しよう。
・本堂では『寂光院』の歴史についての説明を受けることができる。
・縁側でお茶などを嗜める。
といったところです。
静かで外国人観光客もほとんどいない(おすすめ)
②寂光院~三千院

では『寂光院』~『三千院』へ歩いて行きます。
道中も最高の景観です。

大原の名産は『紫蘇』。大原で受け継がれている特別な『紫蘇』なのだそう。
いかにもな門前前のお土産屋が続く坂を登り、三千院へ向かいましょう。
道中はお洒落なカフェもありました。上手く現代に調和した景観で最高。

【三千院】
・創建は767~822年。歴史ある寺院でかつては皇族が住職を務めていた。境内には紫陽花や山吹など色とりどりの季節を見ることができる。
大原のシンボルと言えば『三千院』
京都市街から離れてしまうため『聞いたことがあるけど行ったことない』人も多いかもしれません。中は非常に広く、散策するだけでも非常に濃密な時間を過ごせます。
美しい庭園と寺院をぜひ見てみてください。
‘‘大原‘‘まとめ

【京都大原まとめ】
・大原に来たら『三千院』『寂光院』はマスト。
・大原へは京都駅からバスで90分。
・大原の散策は3時間程度を見込むと良い。
・大原は温泉・グルメ・歴史など魅力あふれる地域である。
・まだ外国人観光客に見つかっていない!
ということで、今回は京都大原の紹介でした。

これは時間をかけても行きたい穴場スポットだ

どの季節に訪れても魅力でいっぱいです
大原へ向かうには少々時間がかかりますが、90分かける価値のある地域です。
せっかく京都へ来たのなら、古き良き日本を体感してみてください。
今回の2泊3日の旅路はエッセイ風に書き記すかも。
今回はここまで。ありがとうございました。
【関連記事:周辺の歴史スポット】
コメント