【日本100名城】岡山城(烏城)

岡山県のシンボルと言ってもいいかもしれません。今回は、そんな岡山城を散策しました。
【岡山城の概要】
岡山城は別名を「烏城」と言い、日本100名城にも選定されている城跡です。
築城は宇喜多秀家が行い、その後江戸時代に入ると小早川秀秋が城主となります。ただ、病弱な秀秋だったので、その後は、代々池田家が城主を踏襲しています。
かなり有名どころの武将たちが城主になっている城跡ですね。
また、烏城と呼ばれるのは、その漆黒の天守閣による別名です。「烏(からす)」からとっているものになります。岡山に来たら絶対に訪れたい城跡だと思います。私は、岡山県初上陸だったので旅の最後に寄ることにしました。0泊3日の弾丸旅行の最後です‥。
【余談】この日は終日北条早雲ゆかりの城跡である【高越城】へ向かってから攻城しました。お城としては岡山城に遠く及びませんが、周辺のウォーキングコースを回っていただくと、北条早雲と荏原郷の繋がりが見えてくると思います。
【関連:北条早雲所縁の地‐荏原郷】


城の歴史は高越城の方が長いです。
【岡山城】散策
岡山城までのアクセス


岡山城までは、岡山駅から徒歩または路面電車で向かうことができます。
私はせっかくなので、岡山駅から路面電車で向かうことにしました。降車駅は「城下」です。すぐに到着しましたが、路面電車の雰囲気を楽しむことができました。
「城下駅」から歩いていくと到着します。もちろん黒の天守閣が目印です。惚れ惚れしてしまう天守閣です。そんな天守に惹かれながら向かっていきます。ちなみに、路面電車って関東にいると中々見ないんですよね。新鮮で楽しかったです。また、その3年後には高知城に向かうときに路面電車に乗りました。


それもいい思い出です‥。
城内へ【岡山城】


私が訪れたときは閉園ギリギリの時間帯かつ、コロナ禍真っ最中だったので、ほぼ貸し切りの散策になりました。
岡山城の見所はやはり何といっても漆黒の天守だと思います。夕日に照らされてて輝く天守は、それはそれは美しいです。
天守内の展示も充実していて、学べることが多くありました。特に私は関東人なので、関西の事情はあまりわかっていませんでした。やっぱ関東にいると、自然と関東史を追っちゃうんですよね。なので、宇喜多家も小早川家も池田家も名前暮らししかしrない状態だったのですごく参考になりました。
また、現存する月見櫓なんかも見所だと思います(写真紛失した…)個人的には、当時の石垣をじかに触って感じることができる場所があったので、それに非常に興奮した覚えがあります(それも写真紛失した…)
【月見櫓】
第4代城主池田忠雄によって築かれる。この名称は全国的にもかなり珍しい遺構で、月見に用いられてることもあるが、実際は北西の防衛のために築かれたものである。【岡山城パンフレットより】
月見櫓と言ったら、高松城で見た記憶があります。こちらの月見櫓も非常に素晴らしいものでした。海を目の前に築かれていたので、海を見ながら月見櫓なんて…とてもロマンチックな遺構です。


今は、海はほんの少し離れてしまっていますが…。


散策終了【岡山城後日談】


城内散策はかれこれ90分ほどで終了したと思います。また、近隣には「後楽園」があり、そちらにも行きたかったのですが、時間的にも行けなかったので、天守と後楽園を眺めながら川沿いで黄昏ていました。岡山への名残惜しさと夕日が陰っていく姿がなんともマッチしていて特別な思い出になりました。
帰り道は、徒歩で岡山駅まで向かい、高速バスで東京へ向かいました。岡山県までは、意外と安値で関東から向かうことができるので、私的にはおすすめな観光スポットだと思います。
また人生で初めて御城印を貰った思い出があります。恐らく、岡山城に来るまでは15か所も行っていないと思いますので、ここが初めてでした。御城印はかなり人気がありますよね…。「お城エキスポ」というイベントに行った際も、かなり熱狂的に御城印を集めている方がいっぱいいらっしゃったので、すごく驚いた経験があります。私はスタンプだけしか集めてないので、御城印はあまり持っていませんが…。
まあ、その100名城スタンプもこの頃は集めてなかったので、また行く必要がありますが…。そんなお城が何個もあるので、全て制覇するにはまだまだ時間がかかりそうです。
今回は過去の登城記録だったので、あまり詳細に書けませんでしたが、この辺で終了します。ありがとうございました。