【都田川ダム~引佐周辺】用水路ガサガサ記録④

生き物(ガサガサ等)
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今年ラストのガサガサ記録in都田川ダム周辺

いなさ湖
いなさ湖

今年に入って第4回目のガサガサ記録です。今回は静岡県浜松市引佐町に参りました。

浜松の海から離れて、山間を進むと都田川ダムに到着します。浜松市街からなら車で1時間弱。そんな都田川ダムは、いなさ湖という人口湖にあるダムです。釣りスポットでも有名で、多くの観光客が訪れて?います。

カワウのお出迎え
カワウのお出迎え

8月も下旬に差し掛かり、ガサガサシーズンもまもなく終わりを迎えてしまいます。今回はどんな生き物が取れたのか。【モラル上、場所の詳細は伏せているのでご了承を】

筆者
筆者

ぜひ参考にしてください。


北条なすの

東海地方在住。主に東海地方の歴史や自然スポットの魅力を発信中。メインアカではアニメ聖地関連の記事を更新。【お城攻城数70突破・年5回の登山・キャンプや温泉・寺社仏閣までの品揃え】

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【この記事の焦点】
・都田川ダム・引佐のガサガサ記録
・採取した生き物の紹介


【その1】都田ダム①いなさ湖湖畔

おしどり橋
おしどり橋

まずは、ダム湖へ降りてみようと言うことで、「おしどり橋はこちら」という看板を追って湖畔まで行きました。おしどりと名がつくだけあって、冬場はおしどりが集まるそう。保護のため冬季は入るのが禁止なのだとか。

駐車場には数台の車が止まっていて、釣りをしている人も見受けられました。私は釣りではなくガサガサ専なので、網だけを持ってきたのですが、少し場違いだったかもしれませんね。

いなさ湖
ダムへ降りる

湖畔から確認できる魚は、ブルーギルやフナの群れと言ったところです。浜松周辺を巡っていると、余り外来種を見かけないのですが、流石に湖には多数いますね。いなさ湖はバス釣りも有名らしいので、釣り人には全て釣り切ってもらいたいところ。

筆者
筆者

ちなみに、全部逃げられました

【木にも注目してみよう!!】

生き物は湖以外の場所にも。湖入口付近には、樹液が溢れている木を発見。夏なら探すしかないでしょうということで、さっそく捕獲。

コクワガタ
コクワガタ

樹液だらけで、昼間でも木に居座る二日酔いのコクワガタ

クロカナブン
クロカナブン

そしてクロカナブン。実はかなりレアらしい。浜松では普通なのかもしれませんが、私の地元では見たことがありませんでした。光沢が凄まじくて、遠目でクワガタがいるのでないかと錯覚したほど。この艶に目を奪われていると、頭上には無数のスズメバチがいたので、すぐに退散しました。流石にお昼時だから、甲虫は少なかったですね。

ほんまる猫
ほんまる猫

樹液あるところに、スズメバチあり

筆者
筆者

これだけは絶対に気を付けてください。

・いなさ湖の散策島には多数の朽ち木アリ。レアなクワガタにも出会えるかも……

カナヘビ
カナヘビ

おしどり橋の先には、一周350mの小さな島がありました。蜘蛛の巣だらけで歩くのが大変でしたが、カナヘビに遭遇。浜松ではニホントカゲばかりに出会っていたので、カナヘビは新鮮でした。蛇に食われちゃうんだろうなと考えると、食物連鎖というのは残酷です。連鎖を逸脱した人間で良かったななんて考えていました。


②山中の沢へ

山に続く登山道?
山に続く登山道?

その後、湖を一周していると、山の中に続く道を発見。結論から言えば、道が廃れていて遭難の危険性を感じたので引き返しましたが、きれいな沢が続いていました。

∞サワガニ
∞サワガニ

沢に降りるとサワガニだらけ。本当に石をひっくり返すたびにサワガニが出てきます。

ツチガエル
ツチガエル

ツチカエルもピョンピョン跳ねています。中々網が活躍するような、大きな沢ではないですが、こうして手づかみで捕まえられる環境があるのも幸せです。

ただし、一点注意

沢は生き物と隣り合わせな分、ヘビに気を付けなくてはなりません。私も30分程の滞在の中で、2度ヘビに遭遇しました。私としては捕まえたかったのですが、1m弱あるヤマカガシアオダイショウの子ども2匹とも逃げられてしまいました。多種多様なヘビと戯れるのは楽しいのですが、毒のある種類の見分けはしっかりと行う必要があります。

ちなみに、木だと思ったぐらいデカいヤマカガシが、崖から落ちてきました。黒ずみの中の赤い斑点が本当にカッコいい!!(毒は怖いけど)人生で見たヤマカガシの中で、一番のサイズでした。流石の私も驚きの個体。

沢を降りたら、周辺の用水路にお邪魔します。


【その2】ダムを離れて生き物採取~ガサガサ~

引佐里山(田んぼは荒らさないように)
引佐里山(田んぼは荒らさないように)

ちょうどよいスポットを発見したので、ここで調査を開始します。田んぼには入らないように、水路だけ覗かせてもらいました。

カワムツ
カワムツ

水路に映る無数の小魚の影。すくいあげると、恐らくカワムツの幼魚でした。まだ小魚なので判別も難しい。私は知識には乏しいので、もっと詳しい人が見たら一発なのでしょう……。他にもヌマムツや、カワバタモロコなどの択がありましたが、調べた結果違うかなと思いました。

筆者
筆者

カワバタモロコなんかは、レアな魚ですが、一応浜松にも生息しているみたいですよ。

あ、隣にはコオニヤンマのヤゴです。

ウシガエルオタマジャクシとともに
ウシガエルオタマジャクシとともに

カワムツの群れの中にも、もしかしたらメダカなどが混じっていた可能性もありますが、今回は取れませんでした。前回浜松周辺でガサガサした際は、ミナミメダカにありつけたので、今回も期待していましたが、取れませんでした。

ウシガエルのオタマジャクシは川に降りて採取したものです。

川の中には、無数のヨシノボリやカワムツが泳いでいましたが、今日に限って安物の網しか持ってこれず、中々採取は難しかったです。一人だとなおさら、追い込み漁もできなくて泣。

その他、スジエビ・ヌマエビを採取して今回は終了です。全てリリースさせていただきました。
さようなら~

里山
里山

2024年ガサガサ総まとめ

終わりに
終わりに

・ホウネンエビ
・うなぎ
・アカハライモリ

この辺が、2024年の夏に出会ったレア生き物たちかなと思います。今年も良い夏を過ごせました。まだまだ暑さは続きますが、今年は見納めということで、ガサガサは終了いたします。

筆者
筆者

来年の目標は、ナマズとニホンイシガメ

まだまだ出会いたいたくさんの生き物がいるので、ガサガサライフは続きそうです。
今年もありがとうございました。

【その他のガサガサ記録】


今回のマップ