雲見温泉(静岡県松崎町雲見)は絶景がたくさん!

【雲見温泉】
・静岡県松崎町にある温泉街。昭和に源泉が見つかったことで温泉地となる。民宿が連なり、海水浴場や烏帽子山など、西伊豆を代表する絶景を拝むことができる。
【アクセス】
・修善寺駅からバスで100分・下田駅からバスで50分
季節は夏、今回は西伊豆の雲見温泉街に訪れました。
西伊豆と言えば、日本一の夕日。
なのですが、この日はあいにくの雨模様。今回は、雲見温泉街のすぐそばにある烏帽子山を中心に、絶景スポットを紹介します。
【この記事の焦点】
・烏帽子山登山の概要
・その他の雲見絶景スポット
【雲見の絶景】烏帽子山

・162mの低山だが、断崖絶壁から西伊豆の海を一望できる。
烏帽子山の山頂には雲見浅間神社が鎮座。全国の浅間神社は木花開耶姫を祀っているが、雲見の浅間神社は、姉の磐長姫を祀っている。
特徴は、駿河湾の断崖絶壁にあることでしょう。低山ですが、近くに景色を阻害するものがないので、どこまでも見通すことができる山です。雲見温泉に来たら、烏帽子山にはぜひ訪れてもらいたい。烏帽子山というのは、そのままの意味で烏帽子のような形をしているのが由来なのでしょう。

雲見浅間神社もおすすめ
雲見温泉街のすぐ隣にあるため、さっそく訪れました。

麓には駐車場もあります。ここに車を止めまして、さっそく上へあがってみましょう。

縦写真ですいません。はじめの方は、ひたすら急勾配の階段を上っていきます。所々崩れかけている個所もあり、ふつふつと恐怖が沸き上がってきます。雨だったのでなおさら……。

油断すると落下してしまう急勾配です

長い階段を10分ほど登ると社務所に到着。ここで御朱印もいただけるそうなので、気になる方はぜひ。

ここからは、通常の山道です

中腹からでも、西伊豆の海が顔を出しています。空は曇天ですが、海の美しさは健在。やはり、伊豆の海岸線は芸術的で、何度も見たくなってしまいますね。山道は、所々滑りやすくなっている場所や岩が崩れている場所があったので注意が必要かもしれません。
ちょうどこの下が雲見海水浴場です。

山道を10分ほど進むと、間もなく山頂です。今回はあいにくの悪天候で雲が覆ってしまっています。本当はこの先に絶景が広がっているはずなのですが……。山頂付近に神社がありますが、神社のさらにその上に展望スポットが設置されています。

162mの低山なのですが、目の前を雲が通過していきます。雲なのか海風に攫われた霧なのかは定かではありませんが、これはこれで神秘的な景色でした。雲が目の前を通り過ぎるなんて富士山でしか経験がないですから貴重だったかも。ですが、それと引き換えに雲見の絶景を奪われたのだとしたら、対等な取引とは言えないですかね……。試しに雲を吸ってみると、湿っていることが分かりました。
【烏帽子山登山概要】
山頂まで約20分。装備は特に必要ないが、転倒には注意が必要。
【西伊豆の海】雲見温泉街~雲見海岸

烏帽子山から下りたら雲見海岸です。
私から見た雲見海岸の良いところは、ズバリ秘密基地感
海岸線の、ちょうどくぼんでいる位置が雲見海岸です。閉鎖的になっているのにも関わらず、富士山もよし、夕日もよしという景色(天気が良ければ)

ちょうどここに富士山と夕日が重なるそうです。実際に見なくても、神秘的で美しい景色が想像できますね。見たら昇天してしまうかもしれませんが。

海岸や烏帽子山の麓には温泉街が広がります。夜は提灯がつるされて、エモーショナルな風景が広がります。中心部の川に降りて遊んでいる子どももいました。いったいどんな生き物が潜んでいるのでしょうか。私も気になるところですが、今回はこの辺で。
終わりに

今回は烏帽子山を中心に雲見温泉の絶景を紹介しました。あいにくの天気だったので、本当の絶景をお見せすることはできませんでしたが、実際の絶景は自分の目で確かめてみてください。ネタバレ回避ということでご了承ください。
烏帽子山に登った後は、海や温泉で汗を流してみてはいかがでしょうか。
今回はここまで。ありがとうございました。
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