方広寺(浜松市奥山)の見学所要時間は?

【方広寺】
・1371年に後醍醐天皇の皇子「無文元選禅師」が方広寺と称したことから始まる。16Cには徳川家康が復興。県下最古の建物菩薩堂や釈迦三尊など、歴史ある文化財が残る。臨済宗大本山。
【アクセス】
・浜松駅よりバス(奥山行き)で約1時間。終点下車後徒歩5分
今回訪れたのは、浜松市奥山にある方広寺です。
自然豊かな奥山に建立されているお寺。周囲を山に囲まれていて、多くの人が訪れる人気観光地となっています。大河ドラマの撮影にも使用された本堂は、山の中腹に位置しています。

車の場合は、上に駐車も可能です。
車が満車の場合や、バスで観光する場合は麓から歩いて参拝する必要があります。もちろん、道中のお地蔵が並ぶ登り道は歩きがいのある坂道となっていますが、麓から登ったらどのぐらい時間がかかるのでしょうか?

・見学所要時間はすべて回って120分(筆者調べ)
筆者が実際に歩いた時間は120分弱。麓の無料駐車場から歩いて方広寺に向かいました。今回は、参拝に要した時間を振り返りながら、方広寺の魅力をお伝えします。
【この記事の焦点】
・方広寺の見学所要時間
・バスで向かう方、麓から歩く方。
バス停~方広寺入口までの所要時間

スタートは奥山(バス停)からです。所要時間は約5分。筆者はバスでは無く自家用車でしたが、上の駐車場が満車だったので麓からのスタートとなりました。

参道は閑散としていましたが、旅館やお食事処などが集まっていました。ここから上り坂が続くので、ここで栄養や水分を補給していくと良いでしょう。
ちなみに入場に際して拝観料がかかります。500円ですが、近隣の竜ヶ岩洞などの観光地と合わせて大幅な割引チケットを購入できるので、セットがおすすめです。

チケットとともにパンフレットと案内図を貰って登って行きます。
入口~本堂までの所要時間


本堂までは約25分。
ここから坂道を登って行きます。まずお出迎えしてくれるのは大きな山門。道中は沢が並走していて、多くのお地蔵さんが私たちの登り道を応援してくれています。

どこを見てもお地蔵さんが私たちを見ています。

道は舗装されているので、気負い過ぎは良くありませんが、水分はしっかりと準備して登りましょう。途中道が二手に分かれます。沢と並行する砂利道を通るか、そのまままっすぐ進むのか。ご自分の体力と相談して道を決めましょう。

沢と木漏れ日の輝きは、もはやハイキング
本堂の所要時間


本堂周辺の所要時間は50分程度。
既に拝観料を払って入場しているので、宝物館や本堂の参拝は実質無料(笑)
中の広さは、筆者が訪れたお寺の中でも上位の大きさです。千葉県にある成田山や山梨県の身延山を思い出しました。いくつもの建物が風情ある渡り廊下で結ばれていて、探検しているようでした。

この階段を登ると山の絶景が広がっています。
中では写経体験や座禅体験も行っているみたいなので、興味がある方はぜひ。周りは山です。青々と茂る大自然とお寺は合いますね。ここで何人ものお坊さんが修行していたのでしょう。

本堂から離れた場所にある三重塔など、見所はたくさんあります。三重塔は大正時代に建立されたそうです。真っ赤でよく手入れされています。ちなみに三重塔あたりが上の駐車場になっています。ここから歩けたら楽ちんですね。

各所には撮影スポットが設置されていて、映える写真を撮ることが出来ます。

大自然が素晴らしい。
方広寺本堂~奥の院の所要時間


奥の院の所要時間は往復20分。
看板には片道20分と書いてありましたが、案外すぐに奥の院まで登れます。道中には沢が並走していて、不安定な石段を登って行きます。道中には倒木でふさがれている場所もありましたので、安全には十分に注意して登ってください。ちなみに鹿と遭遇しました。
ここまでくるとただの登山ですので、体力に自信がある方はおすすめです。筆者のように鹿に出会えるかもしれません。奥の院へ続く道の前には、登る際に使用できる杖(木)が置いてありました。筆者もそれを使用して歩きました。
終わりに

帰り道(~麓)20分。
バス停(~麓)5分。
登り道(本堂)25分。
奥の院(往復)20分。
本堂周辺およそ50分。
=計120分。
を想定していくとちょうど良いと思います。筆者は実際もう少し早く見学を終えたので、120分前後を考えておくと余裕ある観光ができるのではないでしょうか。あくまでも筆者の経験をもとにした試算ですので、参考程度にお願いします。
自然と日本の歴史溢れる素晴らしいお寺でした。今回はここまで。ありがとうございました。
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